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2005/10/18

喫煙は病気!? 9学会の合同研究

Tweet ThisSend to Facebook | by:admin
あなたはタバコを吸いますか?
たばこを吸うのは「ニコチン依存症」という病気ととらえ、日本循環器学会など9学会の合同研究班が18日までに「禁煙ガイドライン」を作った。これは、日本循環器学会学術集会の学術委員会主催セッション「ガイドラインに学ぶ」で発表された。
最近では、2003年施行の健康増進法第25条により店や職場でも禁煙・分煙スペースができている。

「禁煙ガイドライン」は、一般医師向けの初の治療指針で「たばこを吸わない社会習慣の定着」が目標。医師などに向け禁煙指導のポイントなどを疾患別に提示し、喫煙を抑制する政策の推進も求める。具体的には、カウンセリングや患者自身でできる行動療法(喫煙者に近づかない、吸いたい衝動が収まるまで秒数を数えるなど)を指導していく。

研究班長の藤原久義・岐阜大教授(循環器内科)は「自分の意思で喫煙をやめられるのは5~10%程度。すべての医師が患者の喫煙を把握し、治療を勧めることが必要だ」と話している。
しかし、実際には医療従事者が喫煙していることも多い。患者さんから、「先生は禁煙しろって言うけど、タバコのにおいがするんだよ」と言われたこともあったなと思ってしまう。
指導する側の禁煙対策も考えていかなければいけないだろう。

(メディカルインフォマティクス(株)看護師:宮澤)
00:00 | 健康

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